加宝神社
かほうじんじゃ白山の聖域入口を守る、加賀禅定道の要所。
白山信仰が盛んだった中世~近世には、加宝宮は、聖域に入って最初に参拝する重要な神社でした。
加賀側から白山を目指す加賀禅定道(かがぜんじょうどう)では、尾添川を渡るとそこからが聖域であると認識されていました。
尾添川には篭の渡しがあり、その渡しの到着地点が加宝宮の岩窟(加宝窟)付近であったようです。
明治5年には村社に列せられました。以降、加宝神社は尾添地区の鎮守の神となりました。
高台に白山下山仏が安置されるようになると、その下山仏社を「高の神様」、加宝神社を「下の神様」と呼んで、両社は大切に守られてきました。
基本情報
- 住所
- 石川県白山市白山市尾添イ54